名刺の文字のもたらす印象

文字一つでブランディングに大きく影響する




<フォント・文字の考え方ひとつで大きく変わる>



一番大切な事は「デザイン」。印刷などもその上重要ではあるが、
根本はデザイン。デザインが貧相だといくら印刷に拘っても貧相である。


デザインは様々な要素が組みわさって成り立っていますが、
今回は文字について考察していきます。


文字の世界もどっぷりハマると抜け出せなくなります。
明朝体、ゴシック体(黒体)、丸ゴシック体(円体)、宋朝体、清朝体、隷書体、元朝体、行書体、篆書体、草書体、ラテン体(拉丁体)、アンチック体(古体)、御家流―江戸文字、図案・装飾文字
などが挙げられますが、大切な事は知識があるだけではなく、
其れらをどうデザインするかが重要です。







今回この社長名刺に使用したものは、「解ミン」と呼ばれる明朝体に隷書の筆法を取り入れた漢字と、活字時代の筆の運びを感じさせるデザイン書体です。 ヒラギノ明朝、リュウミン、新聞明朝、Ro本明朝小がな等の明朝体にするといかにも社長感が出てしまい、少々固いイメージになってしまう。 何を選ぶかは最終デザイナーのセンスに委ねる形となる。だからこそクライアントの求めているものを汲み取る力と形へ可視化する力が重要である。





解ミン・リュウミン・ヒラギノ明朝・本明朝小がなと呼ばれる4パターンのフォントで違いを見てみよう。明朝体とはセリフ(うろこ)と呼ばれる飾りがあり、横線よりも縦線の方が太い書体が多く見られます。その観点からヒラギノを見ていくと横線が細く、縦線が太いのが見て取れます。解ミンはどうでしょうか?こちらは縦線横線の細さがほど一緒という事に気づきましたか。こうして1つ1つ分解していくと、同じ様な系統でも何故印象が違うのか、書体の個性の紐解きになると思います。





注目いただきたい部分は、それぞれの書体ごとの文字内の余白。ヒラギノと解ミンでは余白の取り方が全く違います。ヒラギノは窮屈な文字の成り立ちをしている。逆に解ミンは余裕のある文字の取り方をしている。デザインは細かいディティールの連続体なので、この余白が余裕な書体の集合体をマクロで見ると「堂々としたイメージ」に繋がるのである。














この辺りはデザイナーでもよく理解できない方も多いかもしれない難解な研究ゾーンですが、解ミン独特の曲線を感じる書体の場合はこの様に、氏名の最初と最後に円を引いてあげることより円やかな統一感があることが可視化されて理解できる。逆にヒラギノの方は直線的で角張った書体なのでやはり刺々しい、固い印象となる。


文字といってもどうやら、フォントを変えるだけで済む話では無さそうな事はご理解いただけたと思います。


氏名の最初と最後の漢字の文字の形状で最終的な収まりもこれだけ見えかたが変わる。
この細かい要素を検証し、デザインへ可視化する行為こそがデザインというである。
全ては幽玄なる美しさを追求して。











社長名刺






<名刺作成の流れについて>



<1>.まずはこちらよりお問い合わせください。<お問い合わせフォームはこちら>
<2>.ご希望のデザインのヒアリングや具体的な枚数・印刷方法・紙質など、クライアント様のご意向の仕様を決めていきます。
ヒアリング方法は「メール」or「ズーム」or「直接事務所に来ていただき打ち合わせ」の3つからお選びください。
<3>.仕様が決まり次第正式なご請求書をお送りし、ご入金確認次第、デザイン制作工程に進みます。

名刺の価格について
名刺デザイン代(印刷費別途) 30,000円
デザイン代30,000円+印刷費
印刷費は紙・印刷手法によって変動します。
※紙質とデザインの相性もございますのでお気軽にご相談下さい。



Copyright(c) All 株式会社桶屋. All rights reserved.